不妊に悩むカップルのうち約半数は男性側にも原因があるといわれています（※1）。
さらに、男性不妊の約40％が「精索静脈瘤（せいさくじょうみゃくりゅう）」を抱えているとも報告されています（※2）。
精索静脈瘤は精巣機能を妨げ、男性不妊の大きな要因となり治療可能です。
しかし、男性不妊や精索静脈瘤については、まだまだ十分に知られていないのが現状です。
私たち一般社団法人 日本精索静脈瘤協会は、これらの現状を変えるために活動しています。
当協会について
当協会は、男性不妊と深く関わりのある「精索静脈瘤」についての正しい知識・情報を広めることを目的としています。
- 不妊に悩んだら男性不妊の可能性を疑い、早期に精索静脈瘤の検査を受けること
- 精索静脈瘤を手術などで適切に治療することで、自然妊娠の可能性を高められること
これらを広く周知することで、より多くのカップルが前向きに妊活に取り組める社会を目指しています。
精索静脈瘤とは
腎臓の静脈から血液の逆流が生じることで、左精索静脈内の陰のう上部がうっ血し、瘤（こぶ）状の腫れなどの症状が生じることになります。
このため血液が停滞し、精巣の温度が上昇します。そして、精巣機能が低下する原因になります。
診察と治療について
触診、エコー検査により診断が可能です。日帰り、局所麻酔での手術により精巣機能を改善します。
当協会の活動
月1回の男性不妊勉強会の開催
専門家や医療従事者を招き、男性不妊や精索静脈瘤に関する基礎知識、最新治療法、日常生活での注意点などを学べる勉強会を定期的に行っています。
全国各地での男性不妊啓発セミナー
企業や各種団体からのご依頼に応じ、出張講演・セミナーを開催。
男性社員の健康管理や福利厚生の一環として、不妊の原因や対策を学ぶ機会を提供します。
情報発信・相談窓口
当協会のウェブサイトやSNSを通じて、正確な知識や関連情報を随時発信いたします。
個別のご相談については下記のフォームよりお問い合わせください。
当協会にご興味のある方へ
推進委員としてのご参加
男性不妊や精索静脈瘤の啓発活動にご協力いただける方を募集しています。活動内容は、情報発信のサポートや勉強会の運営補助など、多岐にわたります。
勉強会・セミナーへの参加・
開催リクエスト
当協会では、個人・団体を問わず、勉強会への参加や開催リクエストを歓迎しています。「自社の社員向けに開催してほしい」「地域の子育て支援団体で学びたい」など、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ
不妊でお悩みの方や、男性不妊についてもっと知りたい方、勉強会・セミナーに参加したい方は、下記フォームにてお気軽にお問い合わせください。
協会概要
一般社団法人 日本精索静脈瘤協会
| 設立 | 2025年3月10日 |
| 所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座２丁目８−１９ FPG lingk Ginza 6F |
代表理事
永尾 光一
（医学博士・東邦大学医学部教授）
所属学会
日本性機能学会 事務局長 副理事長、日本思春期学会 理事、日本生殖医学会 幹事、日本不妊予防協会 評議員、日本アンドロロジー学会 理事、日本メンズヘルス医学会評議員、アジアパシフィック性機能学会理事、日本形成外科学会専門医(基本領域専門医)、日本泌尿器科学会専門医(基本領域専門医)、日本性機能学会専門医(Subspecialty専門医)、日本泌尿器科学会指導医(基本領域指導医)、日本生殖医学会生殖医療専門医(Subspecialty専門医)
専務理事
三井 桂子
参考文献・注釈
- （※1）日本産科婦人科学会ほか、男性不妊に関する文献や関連学会の発表より（一般に「不妊原因の約半数は男性にもある」旨が広く認知されています）。
- （※2）精索静脈瘤の罹患率に関しては諸説ありますが、一部研究では一般男性の約40％に精索静脈瘤が認められると報告されています。
男性不妊の原因のひとつである精索静脈瘤について、
多くの方に知っていただくことで、
不妊に悩むカップルが一歩前へ踏み出すきっかけになれば幸いです。
男性不妊を知ってください。
そして、「妊娠できないかもしれない」という不安から、
少しでも早く抜け出すために、ぜひ当協会の活動にお力添えください。
個人情報の取り扱いについて
一般社団法人 日本精索静脈瘤協会(以下、当協会と称します）は、お取引先様を始め弊社に個人情報を提供されるすべての方（以下、ご本人と総称します）の個人情報を適切に保護することが、個人情報取扱事業者としての重要な社会的責務であると認識しております。当協会は、個人情報保護に関する法令およびその他の規範を遵守し、自主的なルールおよび体制を確立し、以下の個人情報保護方針を定めて個人情報の保護の徹底に努めます。
1. 当協会は、この宣言を実行するために、個人情報保護に関する社内規程を定め、当協会の役員およびすべての従業員、その他関係者に周知徹底させて実行し、改善・維持してまいります。
2. 当協会は、個人情報のセキュリティ確保のため、管理責任者を置き、個人情報の紛失、破壊、改ざんおよび漏洩、不正アクセス等を防止するため、必要かつ適切な安全措置を講じます。
3. 当協会は、個人情報の入手にあたり、適法かつ公正な手段によって行い、不正な方法による入手はいたしません。当院は、ご本人から個人情報をご提供いただく場合には、その個人情報を利用する目的について、通知するかインターネットホームページに必要事項を明示いたします。
4. 当協会は、通知または明示した利用目的の達成に必要な範囲を超えて個人情報を取り扱いません。ただし、ご本人の同意がある場合、統計資料等ご本人を識別できない状態で利用する場合、または関係する法令等により利用が認められている場合を除きます。
5. 当協会は、ご本人がご自身の個人情報の照会、変更、修正等を希望される場合には、ご本人からの要請であることを確認させて頂いたうえで、当協会所定の手続きに基づいてすみやかに対応いたします。
6. 当協会は、ご本人の同意を得た場合または法令に基づく場合等を除き、個人情報を第三者に提供いたしません。業務を委託するために個人情報を委託先に提供する場合、当該委託先との間において必要な契約等を締結し、個人情報の安全管理のための必要な措置を講じます。
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一般社団法人 日本精索静脈瘤協会
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